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02月26日-03号

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  1. 大町市議会 2009-02-26
    02月26日-03号


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    平成21年  3月 定例会          平成21年 大町市議会3月定例会会議録(第3号)                平成21年2月26日(木)---------------------------------------             平成21年大町市議会3月定例会                 議事日程(第3号)                    平成21年2月26日 午前10時 開議日程第1 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決  議案第36号 平成21年度大町市温泉引湯事業会計予算  議案第37号 平成21年度大町市病院事業会計予算  議案第38号 平成21年度大町市指定訪問看護事業会計予算日程第2 請願・陳情文書報告日程第3 財政援助団体等監査報告定期監査報告及び例月出納検査報告(9月、10月、11月)---------------------------------------               本会議出席者名簿◯出席議員(19名)    1番  二條孝夫君       2番  勝野 明君    3番  中牧盛登君       4番  和田俊彦君    5番  岡 秀子君       6番  松島吉子君    7番  太田欽三君       8番  大厩富義君    9番  小林治男君      10番  竹村武人君   11番  荒澤 靖君      12番  高橋 正君   13番  遠藤徹雄君      14番  大和幸久君   15番  八木 聡君      16番  丸山美栄子君   17番  飯嶌楯雄君      19番  川上守孝君   20番  浅見昌敏君◯欠席議員(なし)◯説明のために出席した者 市長         牛越 徹君    副市長        相澤文人君 収入役        前田敏博君    教育長        丸山一由君 監査委員       山下好隆君    病院事業管理者    赤羽賢浩君                     民生部長 総務部長       吉澤義雄君               荒井今朝一君                     福祉事務所長 産業建設部長     清水岩根君    水道部長       遠藤博仁君 八坂支所長      西沢正敏君    美麻支所長      鷲澤孝友君 教育次長            北沢孝一君    病院事務長      牛越 寛君 体育課長 庶務課長            遠山 勝君    企画財政課長     宮坂佳宏君 選管書記長 税務課長       平林圭司君    消防防災課長     北澤徳重君 市民課長       山下鈴代君    生活環境課長     勝野 稔君 福祉課長       田中秀司君    子育て支援課長    小日向とみ子君 農林水産課長 水利対策室長     伊藤悦男君    建設課長       西沢義文君 農委事務局長 都市計画・国営            平林秀敏君    商工労政課長     降籏和幸君 公園対策課長                     水道課長 観光課長       西田 均君               木村隆一君                     公営簡易水道課長 下水道課長      降幡 司君    八坂支所総務民生課長 鳥屋寿和君 八坂支所産業建設課長 横沢 健君    美麻支所総務民生課長 佐藤修一君 美麻支所産業建設課長 小林敏文君    学校教育課長     降籏 孝君 生涯学習課長     羽田一幸君    会計課長       飯沢壮一君 病院庶務課長     大日方宗仁君   病院医事課長     宮脇哲子君◯事務局職員出席者 事務局長       内山 博君    庶務議事係長     傘木徳実君 書記         田中秀樹君---------------------------------------                本日の会議に付した事件              議事日程(第3号)記載のとおり--------------------------------------- △開議 午前10時00分 ○議長(中牧盛登君) おはようございます。ただいまから3月定例会の本日の会議を開きます。 本日の出席議員数は19名であります。よって定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 理事者、部課長等の欠席、遅参等については、総務部長の報告を求めます。総務部長。 ◎総務部長(吉澤義雄君) 報告いたします。市長初め理事者、教育長、監査委員、病院事業管理者、所定の部課長は出席しております。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) ここで、昨日の議案の提案説明の中で訂正の申し出がありますので、これを許すことといたします。水道部長。 ◎水道部長(遠藤博仁君) 昨日、私から御説明を申し上げました議案第31号 大町市公共下水道特別会計予算の提案理由の説明の中で、20ページの款2公債費の総額を7億9,000万円と申し上げましたが、7億9,000円の誤りでございますので訂正をさせていただき、おわびを申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(中牧盛登君) ただいまの件については、以上のとおりといたします。 △日程第1 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決 ○議長(中牧盛登君) 日程第1 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決を行います。 議案第36号 平成21年度大町市温泉引湯事業会計予算を議題として、提案理由の説明を求めます。水道部長。     〔水道部長(遠藤博仁君)登壇〕 ◎水道部長(遠藤博仁君) ただいま議題となりました議案第36号 平成21年度大町市温泉引湯事業会計予算について、提案理由の御説明を申し上げます。 補正予算(第3号)でも御説明を申し上げましたとおり、20年度中に受湯者からの申し出を受け供給湯量を減らしたことにより、21年度につきましては、源泉所有者との協議に基づき、購入湯量につきましても減らすこととしております。また、温泉引湯施設につきましては老朽化が進んでおりますことから、今後維持修繕していくための計画づくりに着手する予定で、必要経費を計上しております。 それでは、第2条から詳しく御説明を申し上げます。 第2条業務の予定量では、総供給湯量を毎分1,094リットルといたします。これは、前年度と比べ45リットル少なくなっております。供給先数は前年度と同じ10者でございます。 第3条収益的収入及び支出のうち収入では、第1款温泉引湯事業収益を6,737万1,000円見込み、支出では、第1款温泉引湯事業費用を5,832万9,000円と見込みました。収益的収支では、消費税抜きで820万円余の純利益となる見込みでございます。 第4条資本的収入及び支出は支出のみで、第1款資本的支出建設改良費1,730万円、公債費1,432万円の、合わせて3,162万円といたしました。その結果、第4条括弧書きを、資本的収入額資本的支出額に対して不足する額3,162万円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額79万9,000円ほかで補てんするものとする、といたします。 2ページをごらんください。第5条一時借入金の限度額は3,000万円。 第6条議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費779万9,000円、交際費1万円でございます。 第7条たな卸資産の購入限度額は1,000万円といたします。 3ページをごらんください。実施計画について御説明を申し上げます。温泉引湯事業収益は6,737万1,000円を見込んでおりますが、このうち営業収益は6,720万9,000円で、主なものは給湯収益の温泉利用料6,507万6,000円でございます。その他営業収益は213万3,000円で、主なものは平成の湯管理負担金の雑収益150万円でございます。 4ページをごらんください。収益的支出温泉引湯事業費用は5,832万9,000円を見込みました。営業費用5,544万円の内訳は、温泉管理費が4,557万9,000円で、1名分の人件費のほか、主なものは、節12委託料で源泉及び施設管理委託料など402万円、節13動力費で集中管理室、中継ポンプ所などの電気料977万6,000円、節16修繕費744万5,000円、5ページになりますが、節17受湯費で温泉購入費1,474万5,000円でございます。購入湯量は651リットルで、前年度より29リットル減らしてございます。減価償却費は、構築物、機械及び装置ほかで936万1,000円の見込み、資産減耗費は固定資産除却費50万円でございます。 営業外費用は、支払利息及び企業債取扱諸費企業債利息など合計で27万6,000円、消費税及び地方消費税を61万3,000円見込みました。 6ページをごらんください。資本的支出は3,162万円を見込み、建設改良費が1,730万円で、内訳といたしましては、流量計ほか機械及び装置の購入設置費が900万円、冒頭で御説明申し上げました温泉施設の維持修繕計画策定業務委託料として580万円、工事請負費ほかの建設改良費に250万円としております。 公債費、企業債償還金は1,432万円でございます。 7ページ以降には、21年度の資金計画、20年度の予定損益計算書、20年度並び21年度の予定貸借対照表及び給与費明細書を掲載してございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(中牧盛登君) 本案について御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第36号は、産業建設委員会に付託いたします。 議案第37号 平成21年度大町市病院事業会計予算を議題として、提案理由の説明を求めます。病院事務長。     〔病院事務長(牛越 寛君)登壇〕 ◎病院事務長(牛越寛君) ただいま議題となりました議案第37号 平成21年度大町市病院事業会計予算について、御説明をさせていただきます。 全国的な勤務医の不足の中で、大町病院でも内科を中心に医師不足の状況は改善が進まず、辛うじて現行体制の維持を図ったところで、大変厳しい予算となっております。今後、医師を初め医療スタッフの確保に努めるとともに、地域の高齢化の状況と大町病院の厳しい診療体制をかんがみる中で、種々の限界はあるものの、急性期医療を担う地域医療の後方支援病院としての機能と、もう一方では、高度救命救急や心臓疾患、脳血管疾患などのいわゆる超急性期医療を担当する大規模医療機関専門医療機関後方支援病院としての機能の充実に努め、急性期を乗り切った患者さんにできるだけ早期に当院に戻っていただき、亜急性期や回復期を安心して治療を続けていただけるよう、整備を図ってまいりたいと存じます。 では、1ページをごらんください。まず、第2条業務の予定量は、年間患者数は、入院が6万8,804人、外来では11万9,043人といたします。 第3条収益的収入及び支出と第4条資本的収入及び支出につきましては、後ほど4ページからの予算実施計画で詳しく御説明をいたしますが、病院事業収益は38億6,761万7,000円、病院事業費用は42億7,377万3,000円でございます。 2ページになります。資本的収入は5億9,697万円、資本的支出は7億6,474万3,000円でございます。 第5条は企業債についてで、医療器械整備事業として3億4,100万円を予定しております。 第6条の一時借入金の限度額は5億円と定めます。 第7条議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費を21億722万9,000円、交際費を120万1,000円と定めます。 第8条の他会計補助金は、3億1,582万2,000円、第9条たな卸資産の購入限度額は、7億2,750万7,000円とそれぞれ定めるものでございます。 4ページに移りまして、予算実施計画について御説明を申し上げます。収益的収入で、款1病院事業収益は38億6,761万7,000円で、項1の医業収益は34億1,599万8,000円でございます。このうち、目1入院収益は、前年度当初に比べ9.2%減、19億8,672万8,000円、目2外来収益は、前年度に比べ5.0%減、10億7,142万4,000円でございます。目3その他医業収益は、前年度比15.6%増の3億5,784万6,000円で、主なものは、節1室料差額収益が2,909万7,000円、節3医療相談収益は人間ドックや健診等の収入でございまして、1億3,885万円、節6は文書料や「虹の家」受託料などで、その他医業収益は1億6,317万9,000円となっております。 5ページに移り、項2医業外収益は4億5,161万7,000円で、主なものは、目2救急医療や小児、周産期医療などに係る他会計補助金が3億1,582万2,000円、目3他会計負担金は、企業債利息一般会計負担分で1億413万5,000円、目4国、県補助金は、病院群輪番制補助金などで2,385万円などとなっております。 6ページ、収益的支出でございます。第1款病院事業費用は、前年度比0.8%減で42億7,377万3,000円。このうち、項1医業費用は、0.6%減の40億8,631万4,000円です。目1給与費は、前年度比3.4%増の23億7,628万3,000円で、管理者初め職員235名分の給料9億698万3,000円、手当7億864万3,000円、臨時職員賃金2億6,905万4,000円、嘱託医2名分などの報酬として1,222万3,000円、退職給与費は、前年度に比べ約9,500万円増の2億891万2,000円などとなっております。目2材料費は、前年度に比べ13.1%減で6億9,096万3,000円。主なものは、薬品費が、15.1%減の4億3,044万1,000円、診療材料費が、7.5%減の2億1,691万5,000円、患者給食材料費が、17.1%減、4,045万7,000円などでございます。 8ページでございます。経費ですが、前年度比0.1%減の6億3,929万7,000円で、主なものは、節5消耗品3,728万7,000円、節7光熱水費が6,804万円、燃料費が3,141万4,000円、節14賃借料が1億1,365万9,000円、節16委託料が2億8,836万8,000円などとなっております。 11ページをお願いいたします。目4減価償却費につきましては、0.3%増の3億6,132万6,000円で、そのうち、節1建物減価償却費が2億2,024万5,000円、節3器械及び備品減価償却費が1億3,892万8,000円でございます。 12ページをお願いいたします。第2項の医業外費用は、前年度比4.5%減、1億8,245万8,000円で、このうち、企業債償還利息が、前年度比5.3%減の1億5,744万4,000円となっております。 13ページの資本的収入でございます。資本的収入につきましては、5億9,697万円でございます。内訳としまして、項1の企業債は、新年度導入を目指しておりますオーダリングシステム医療機器購入に係る3億4,100万円でございます。項4の市費繰入金は、企業債償還元金のうち一般会計負担分の2億334万2,000円でございます。項5の国保繰入金5,262万5,000円は、オーダリングシステム導入医療機器購入に伴う国庫調整交付金でございます。 14ページ、資本的支出は、7億6,474万3,000円でございます。内訳としまして、項1の建設改良費は、医療器械購入費として器械及び備品に9,000万円、項2の企業債償還金3億3,166万8,000円、項4の開発費には、オーダリングシステム開発委託料などとして3億3,127万5,000円を計上いたしております。 15ページ以降の資金計画、予定損益計算書予定貸借対照表給与費明細書につきましては、説明を割愛させていただきます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(中牧盛登君) 本案について御質疑はありませんか。大和幸久議員。 ◆14番(大和幸久君) ただいま最後のほうで説明ありました14ページの開発費、オーダリングシステム開発委託料3億3,000万円余ですけれども、開発委託ということは機器の資材代は含まないということなんでしょうか。もう少し詳しく説明いただきたいのと、このオーダリングシステムの評価ですね。どの程度まで現状が改善できるのか。これよりよいシステムと比べて、どの点が劣るのか。そういった点について、少し説明をお願いしたいと思います。 ○議長(中牧盛登君) 病院医事課長。 ◎病院医事課長(宮脇哲子君) では、私のほうから、オーダリングシステムについての御質問にお答えいたします。 まず、オーダリングシステム導入の目的ですが、現状業務においての問題点や課題を十分に理解して、どのように課題に優先的に取り組むかということで、現状では、患者様の待ち時間とか、あと医療の質の向上とか、そういうことを含めまして経営改善につなげていきたいという目的で導入することといたしました。 このオーダリングシステムの3億円の内訳でございますが、ソフト開発費として2億7,000万円を予定しております。あと、ハード購入、パソコン等ですが、それは2,900万円ほどを予定しておりまして、あと院内LAN整備で1,500万円ほど予定しております。 それで、先ほど申し上げましたように、導入をすることによって患者様のサービス向上、あと医療の質の向上、あと経営的な診療報酬についての請求漏れ等を改善していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。大和幸久議員。 ◆14番(大和幸久君) 大体内容はわかりました。 こういう作業、結構大変であって、一方では医師を探さなければいけないというような大命題があるわけですね。こういう中で、こういった整備をしながら将来の大町病院の立て直しに役立てたいという意図だと思いますけれども、ぜひ事業管理者の立場で、こういったシステムを並行してやっていくという経営戦略上の基本的な考え方等、若干お聞かせ願えればと思います。 ○議長(中牧盛登君) 病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(赤羽賢浩君) オーダリングシステムというのは、オーダリングシステムを今採用していない病院はないんですね、もう、はっきり言いまして。これは結局、電子カルテ化につなげていくステップというふうに考えております。まず、今手書きで、紙ベースで行ったり来たりしているわけですが、それ非常に時間がかかる。しかも、非常に間違いが起こる可能性がある。これを、オーダリングをすることによって複数のチェックが入るということで、医療の安全ということが確保できる。そして、経営的なことを考えますと、オーダリングをしたものがそのまま会計のほうに行きますので、取りっぱぐれがないといいますか、見落としが少ないと、そういうようなメリットがありますけれども、まず、何といっても一番重要なことは、医療の質を上げていかなければどうにもならない。質を上げていくためには、まずオーダリングを入れて、一度に電子カルテまで行ってしまってもいいわけですけれども、まずこれ一番問題は、現場の医師が全部コンピューターに入れなければいけない、あるいは看護師さんが入れなければいけないというので、現場の負担がかなりかかる。それを、少しまずともかくオーダリングでそういうことになれていただいた上で、電子カルテの導入を考えていきたいというふうに考えております。 それが経営的に成り立つのかと言われれば、正直言って、私余り自信がありません。ただ、病院が存続すればいいのか、医療の質を上げなくてもいいのかということになりますと、医療の質を上げなければ病院の将来はないわけですし、医療の質を上げる努力をしなければ医者は集まらない、医者だけじゃなくて医療スタッフ。今医療の現場はどんどん細分化していますし、例えば診療情報士とかケースワーカーとかいろんな多職種の人がもういっぱいいて、そういう人たちに大町病院に来て働いていただくためには、医療の質を上げていくということの努力が欠かせないんだろうというのが私の考えでございます。そんなことをしていたら病院がもたないじゃないかと言われればそのとおりでございまして、その辺のところはいろいろ可能な限り努力をしていきたいというように思っております。 それからもう一つは、今医療を取り巻く環境、政治的な環境もだと思いますが、かなり急速に変わっておりますので、なるべく柔軟に対応していきたいというふうに思っております。 以上です。
    ○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。よろしいですか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第37号は、社会厚生委員会に付託いたします。 議案第38号 平成21年度大町市指定訪問看護事業会計予算を議題として、提案理由の説明を求めます。病院事務長。     〔病院事務長(牛越 寛君)登壇〕 ◎病院事務長(牛越寛君) ただいま議題となりました議案第38号 平成21年度大町市指定訪問看護事業会計予算について御説明をいたします。 地域の高齢化や核家族化が進む中で高齢者が高齢者を介護する、いわゆる老老介護の状態の方々がふえるなど、在宅での介護力の低下が見られ、提供を受けるサービスも、短期入所や通所サービスなど施設サービス利用へ傾斜し、訪問看護の利用人数や回数は減少の傾向となり、大変厳しい運営が迫られております。今後も地域医師会の先生方との連携のもとに、在宅介護の支援と訪問看護事業の安定的運営に努めてまいります。 それでは、説明をさせていただきます。 1ページをお願いいたします。まず、第2条業務の予定量は、患者数88人、年間訪問回数4,248回を見込んでおります。 第3条収益的収入及び支出の予定額は、事業収益が3,777万4,000円、事業費用は4,298万9,000円を計上しております。 2ページ、第4条資本的収入及び支出では、資本的支出に388万5,000円を計上しております。なお、資本的収入がございませんので、この支出に係る財源は過年度分損益勘定留保資金で補てんするものといたします。 第5条一時借入金の限度額は500万円と定めます。 第6条議会の議決を経なければ流用することができない経費について、職員給与費3,594万3,000円と定めます。 3ページの実施計画について御説明をいたします。収益的収入、款1項1の営業収益は、前年度当初予算に比べ7.4%減、3,747万7,000円で、このうち、目1訪問看護収益が、前年度に比べ7.1%減、3,304万5,000円で、主なものとしまして、節1介護保険収益2,932万円でございます。目2訪問看護利用収益は、前年度に比べ9.7%減、443万2,000円で、内訳としまして、節1介護保険利用料収益325万7,000円などが主な内容でございます。 5ページをお願いいたします。収益的支出では、款1項1の営業費用は、前年度に比べ1.4%減、4,268万7,000円の計上となっていますが、内訳としまして、目1給与費は、前年度に比べ0.6%減、3,954万1,000円で、看護師4名分の給料、手当と看護師、事務員の臨時職員賃金などが主な内容でございます。 6ページをお願いします。項3の経費は、前年度に比べ10.1%減、262万3,000円で、節8車両などの燃料費43万3,000円、節14通信運搬費46万6,000円などが主な内容でございます。 9ページをお願いいたします。資本的支出でございます。開発費として、388万5,000円を計上しております。これは、介護報酬請求事務や患者情報データベース作成などの介護支援システムの更新のための委託料でございます。 以下、10ページ以降の資金計画、予定損益計算書予定貸借対照表給与費明細書につきましては、説明を省略させていただきます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(中牧盛登君) 本案について御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第38号は、社会厚生委員会に付託いたします。 △日程第2 請願・陳情文書報告 ○議長(中牧盛登君) 日程第2 請願・陳情を議題といたします。 請願・陳情は配付の文書表のとおりであります。朗読説明を省略して一括処理したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、そのように取り扱います。 ただいま提出いたしました請願・陳情につきましては、お手元に配付の付託表のとおり、各常任委員会にそれぞれ付託することといたします。 △日程第3 財政援助団体等監査報告定期監査報告及び例月出納検査報告(9月、10月、11月) ○議長(中牧盛登君) 日程第3 財政援助団体等監査報告定期監査報告及び例月出納検査報告を取り扱います。 財政援助団体等監査報告定期監査報告及び例月出納検査報告の9月、10月、11月分が監査委員から提出されております。これについて何か御発言がございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 発言もないようでありますので、この件はこれにて終了といたします。 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。大変御苦労さまでした。 △散会 午前10時33分...